「積小為大(せきしょういだい)」を信じる。

「積小為大(せきしょういだい)」

 

合心館京都・大阪の小川です。

 

 

合気道をする上で、どのような考え方で稽古をしていくのか?


どのような目的で稽古をしているのかは、それぞれ異なります。

 

 

ですから、どのような考え方で稽古をしていくのかは自由と言えるかもしれません。


(ストレス解消や護身術を少し習いたいという方もおられますし、それも
合心館京都・大阪では大歓迎です。)

 

 

 

しかし、私は多くの人に「生きがい」として、生涯武道として、長く合気道を続けてもらいたいので、「積小為大(せきしょういだい)」という言葉を念頭に稽古をしていった方が良いと思うのです。

 

 

 

「積小為大(せきしょういだい)」とは二宮尊徳の言葉です。

 

 

二宮尊徳は子供の頃、金次郎と言いました。

 

 

そう、学校の怪談でおなじみの、あの二宮金次郎の言葉になります。

 

 

 

 

 

二宮金次郎
学校の怪談でおなじみのニノキン

「積小為大(せきしょういだい)」とは・・・

積小為大(せきしょういだい)

 

「積小為大(せきしょういだい)」とは、江戸時代後期の農政家です。

 

 

小学校の二宮金次郎像が有名ですが(今はあまりないのかな??)、独自の報徳思想を唱え、それを元に報徳仕法と呼ばれる方法で、生涯にわたり多くの荒廃した村を復興していきました。

 

 

「積小為大(せきしょういだい)」の原文は報徳記の「小を積めば、則ち大と為る」という言葉です。

 


意味は、小さなことを積み重ねて大きなことを成すという事です。

 

 

逆に言うと、小さなことを疎かにしていては、大きなことを成すことはできないという教訓が含まれています。

 

 

 

 

 

「二宮尊徳」を知るおすすめの本

 

 

以下、二宮尊徳を知るおすすめの本です。

 

 

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①代表的日本人

 

シリーズ「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」待望の第4弾。

 

『武士道』『茶の本』とともに、明治期に英文で刊行された著書の一つ。

西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の五人の生涯から、日本人の精神を見事に解き明かした名著。

第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディも本書の愛読者の一人として知られている。氏は、ある日本人記者から「日本で一番尊敬する政治家は」と質問された際、「ヨーザン」と答え、日本人を驚かせた。

訳者の齋藤氏はディスカヴァーの『アランの幸福論』なども手がけている。

 

【シリーズの5大特色】

■日本人の精神を養ってきた厳選した名著6巻

■全文をとことん読みやすくしました!

■中高生にも読める現代語訳

■それぞれの本に読了目安時間が記載!

■巻末には訳者による解説も付記

 

引用:Amazon

 

 

 


②二宮翁夜話


日本人として一度は読んでおきたい名著

 

二宮尊徳の門人・福住正兄が、師の身辺で暮らした4年間に書き留めた《如是我聞録》を整理し、尊徳の言行を記した書。1884~87年正編5巻刊行。正編には233話、続編(1928)には48話を収める。尊徳の自然、人生、歴史観ならびに報徳思想の全容が、平易に、私心を交えず伝えられた、尊徳の全貌を知るための手引書としても知られています。

報徳記念館初代館長・佐々井典比古氏の読みやすい現代語訳となって甦りました。

本書は、「無財から発財する勤倹の法則」「幸福を永遠にする推譲の法則」など、人々の心田を耕し、人生を繁栄に導くための心得を10の法則に分けて詳述。

 

 

広く知られる、水車やたらいの水、積小為大などの説話はもちろん、「悪民を退けて良民を育てる方法」「貧乏神・疫病神の住所」「小事を飾るな」など、具体的な示唆が多数為されています。門人たちとの問答の中には翁の笑い声まで再現され、翁の息遣いまで聞こえてくるような感覚を覚えるほどです。人として正しく生きるとは、そしてそれをどうすれば実践できるのか――。普遍の真理をやさしく示してくれる一書です。

引用:到知出版社

 

 

 


基本技≠達人技か??

 

合気道を熱心に稽古する人はやはり、植芝盛平開祖を含めて、偉大な達人たちを研究し、目指している人も多いのではないかと思います。

 

 

植芝盛平開祖が「極意は基本技」と言われた通り、どの達人たちも基本技の大切さを説かれています。



ですから、合気道の日々の稽古は非常に地味な基本技の繰り返しになります。

 

 

しかし、私たちのような凡人がすばらしい達人たちの達人技を見ると、普段しているこんな地味な基本技を繰り返していて、いつになったら達人たちのような境地に立てるのか?

 

 

基本技をいつまでもしていても、意味がないのではないだろうか?

 

 

他に何か「極意」が秘められているのではないか?

 

 

つまり、基本技≠達人技かという気がしてきます。

 

 

誰もがそのような気持ちになると思います。




しかし、その時に思い出してほしいのが「積小為大(せきしょういだい)」という言葉です。

 

 

 

「小を積めば、則ち大と為る」・・・・

 

 

 

 

基本技=達人技(基本技の先に達人技があると考える。)

王道

 

今、稽古している地道な基本技の稽古・・・

 

 

私はそのはるかはるか先に達人技(達人技の本質は基本技)があると考えます。

 

 

とはいえ先は見えない。。。。

 

 

いつまでもこの道を歩んでいても仕方ないのではないか?

 

 

そのように思うときは私にもあります。


その時は積小為大(せきしょういだい)という言葉を思い出します。

 

 

 

私は合気道の達人ではありませんので、この先に達人の境地があるかどうかは分かりません。

 

 

それでもこの地道な道の先にあると信じて、一生を通じて、一歩一歩と歩みたいのです。

 

 

 

 

 

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