どうも、おがわです。
今回は日本で一番、有名な剣豪である宮本武蔵(みやもとむさし)簡単に分かりやすく紹介したいと思います。
巌流島の戦いなど、武蔵に関わる物語は江戸時代から脚色されて歌舞伎、浄瑠璃、講談などの題材になってきました。
また、吉川英治が昭和10年に朝日新聞の連載小説として「宮本武蔵」を発表したところ、映画化される程の大ヒットになりました。
(ただ、この小説は事実と異なる創作も多く、現在私達が持っている武蔵像はこの作品の影響が強いとされています。)
そして、平成10年に、吉川英治の小説「宮本武蔵」を原作にしたマンガ「バガボンド」が大ヒット
(作者は「SLAM DUNK」の井上雄彦)
そして2003年のより大河ドラマで「宮本武蔵」が放映されるなど、その頃は武蔵ブームでしたね。
宮本武蔵には時代を超えて、人を引き付ける「何か」があるのかもしれません・・・
ちょっと前には、みんな大好き「刃牙道」にて、DNA情報からクローン宮本武蔵が復活したり、キムタクが宮本武蔵を演じたドラマが放送されたりしました。
キムタクが武蔵を演じるだなんて・・・
ハチのムサシもうかばれる事でしょう・・・
いやはや・・・
宮本武蔵(みやもとむさし)は実在の人物?
映画やドラマなどでは脚色されている部分が多いですが、宮本 武蔵(みやもと むさし)は、実在の人物です。
江戸時代初期の剣術家、兵法家、芸術家で、二刀を用いる二天一流兵法の開祖です。
京都の兵法家・吉岡一門との戦いや巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名で、後世、演劇、小説、様々な映像作品の題材になっている。
特に吉川英治の小説が有名であるが史実と異なった創作が多いことに注意する必要がある。外国語にも翻訳され出版されている自著『五輪書』には十三歳から二九歳までの六十余度の勝負に無敗と記載がある。
国の重要文化財に指定された『鵜図』『枯木鳴鵙図』『紅梅鳩図』をはじめ『正面達磨図』『盧葉達磨図』『盧雁図屏風』『野馬図』など水墨画・鞍・木刀などの工芸品が各地の美術館に収蔵されている。
引用:Wikipedia
■宮本武蔵は小説やマンガで日本一有名な剣豪
実は宮本武蔵は芸術家の一面も・・・
実は宮本武蔵には水墨家などの作品を残した芸術家の一面があります。
武蔵没後21年後に書かれた『海上物語』に武蔵が絵を描く話が紹介されています。
生死をかけた真剣勝負を生き抜いてきた精神が芸術作品にも息づいているような気がします。
武蔵は「文武両道」ですね。
■芸術家 宮本武蔵
生涯六十余戦負け無しの無敵の二刀流剣客、宮本武蔵。
実在した一人の武芸者の、生死を分ける激しさ、苦しみや孤独、そして自らを恃む強い信仰―それらが、残された武蔵の数多くの作品群にまざまざと刻まれている!
「兵法の理をもつてすれば、諸芸諸能もみな一道にして通さざるなし」(『五輪書』)と言い切る、剣豪なるが故の芸術の核心に迫る意欲作。
引用:Amazon紹介文
生涯60回の真剣勝負の勝利した宮本武蔵の生涯とは?
宮本武蔵の生涯とはどのようなものだったのでしょうか?
マンガで分かりやすく武蔵の生涯を紹介した動画がユーチューブにありましたので、二つほどご紹介いたしますね。
ぜひ、ご覧ください。
■遅刻魔の武蔵の遅刻理由・・・こんな歌もございます
宮本武蔵が編み出した二刀流「二天一流(にてんいちりゅう)」とは?
二天一流(にてんいちりゅう)は宮本武蔵が生涯にわたる真剣勝負の中から作り上げた剣術の流派です。
晩年に熊本市に位置する霊巌洞(れいがんどう)で完成させ、その理念は著書『五輪書』に著されています。
宮本武蔵の父・新免無二(當理流関係の文献には宮本無二之助藤原一真・宮本無二斎藤原一真)は、實手・二刀流などを含む當理流の使い手だったが、武蔵はそれを発展させ流名を円明流に改めたという。晩年、伝えていた一刀、二刀、實手など多くの形を捨て、右手に大太刀、左手に小太刀の二刀を用いる五つのおもて「五方」の五本にまとめ上げ、その兵法理念を『五輪書』に書き表した。『五輪書』では流名は二刀一流・二天一流の二つが用いられているが最終的には二天一流になったと考えられる。後世には、二天流・武蔵流の名も用いられている。
引用:Wikipedia
■二天一流の歴史
■二天一流の前に武蔵が作った円明流
五輪の書とは?
「五輪の書」は宮本武蔵が著した日本を代表する兵法書です。
日本人なら武道をしていない人でも一度は聞いた事があると思います。
「五輪の書」は武蔵が晩年過ごした熊本市の金峰山の霊巌洞にて、執筆し、死の直前に完成されたと言われています。
内容は「地の巻」「水の巻」「火の巻」「風の巻」「空の巻」の五部で構成されています。
負ければ死ぬという実戦の場から武蔵が得た剣術の極意はスポーツやビジネスの世界などで活躍する人を惹きつけるようで、現在でも愛読書をする人が多い事でも知られています。
(ただ、「五輪の書」は武蔵の自筆書は消失されたと伝えられ、現在は写本が残るだけです。
その事からも、武蔵の死後、弟子が創作したという説もあります。)
■武蔵が晩年を過ごした霊巌洞(れいがんどう)
五輪の書の構成は?
「五輪の書」の由来は密教の五輪(五大)からとっており、「地・水・火・風・空」の五巻の整理されています。
↓画像をクリックするとそれぞれの紹介ブログに飛びます。
自らの流を二天一流と名付けたこと、これまでの生涯、兵法のあらましが書かれている。「まっすぐな道を地面に書く」ということになぞらえて、「地の巻」とされている。
二天一流での心の持ち方、太刀の持ち方や構えなど、実際の剣術に関することが書かれている。「二天一流の水を手本とする」剣さばき、体さばきを例えて、「水の巻」とされている。
戦いのことについて書かれている。個人対個人、集団対集団の戦いも同じであるとし、戦いにおいての心構えなどが書かれている。戦いのことを火の勢いに見立て、「火の巻」とされている。
他の流派について書かれている。「風」というのは、昔風、今風、それぞれの家風などのこととされている。
兵法の本質としての「空」について書かれている。
■五輪の書 おすすめ書籍
五輪の書の海外での反応は?
五輪の書は海外でも「The Book of Five Rings」という題名で長く読まれているそうです。
スポーツ選手やビジネスマンにも愛読者は多いそうです。
「一理に達すれば万法に通ず。」
と武蔵は言ったそうですが、剣術の真剣勝負の場から得た武蔵の教えは、国を越えて多くの人の心に響くのでしょう。
■フランス パリにて・・・
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・・ (月曜日, 08 8月 2022 10:18)
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