どうも、合気道合心館のおがわです。
合気道の高段者の演武はどれも個性的で、見ていて惚れ惚れするものですね。
一方、ここだけの話・・・
とても癖が強いな~とあまり魅力的に感じない技もあります。
癖と個性
どちらも「自分らしさ」が技に出ているのですが、何が違うのでしょうか?
最近、少し思うところを、書いていこうと思います。
個性はしっかりとした土台(基礎)から生まれてくる。
癖と個性の違いは、私が思うに、ドーンとしっかりとした基礎があるか、ないかだと考えています。
また、個性は基礎稽古の反復の中から、自然と出てきたものなのではないでしょうか?
合気道は型稽古の反復を行いますが、ですが同じ技でも、みな体の大きさなど違いますので、反復をするうちに自然に自分の体にあった技になってきます。
そうして時間をかけて、自然に出てきた技はその人の身体にあった個性的で魅力的な技なのだと思います。
一方、自分で意図的に短期間で作り上げてしまうと癖の強い技になります。
植芝守央道主の「合気道の稽古とこころ」という本の中では、「型を繰り返した先に、個性が輝く」と書かれています。
型を繰り返した先に、個性が輝く
合気道は同じ技でも指導者により、微妙に違います。
高段者の先生方はもっとそれぞれが個性的な技をされます。
私も色々な方の技を見るのですが、同じその人の個性が出た技でも「いい技をされるな」という方と「癖が強い技だな」と思う場合があります。
その違いは何でしょうか?
以下は道主の「合気道稽古とこころ」からの引用です。
何かヒントになるかもしれません。
個性というのは「自分らしさ」を出そうとしたり「人と違ったものを」と意識したものではなく、自然とその人らしさがにじみ出てきたもの。合気道の基本・大枠にのっとって稽古をしっかりと積み重ねていけば、その人らしい技になるのです。
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自分らしさは自然に出てくるもの
合気道の稽古を木に例えると、基礎は根や幹だと考えます。
しっかりと大地に根を張りたくましい幹を天に向かって真っすぐに伸ばして、はじめて花(自分らしい技)が咲くのではないでしょうか?
(スマップではないですが💦オンリーワン。みんな体が違いますから、やはり最後は自分の技が出てきます。)
どうしても、人は華やかな花ばかりに目がいきがちです。
ですが、高段者の技を見る時は、少し目を落として、どれくらいしっかり根をはり、たくましい幹を育てるのに、時間をかけてきたかを見る事も大切なのではないかと思います。
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