どうも、おがわです。
中国拳法や気功などで重要視される「上虚下実」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
今回は、この「上虚下実」に関して、調べましたので、簡単にご紹介をしたいと思います。
上虚下実の読み方と意味
それでは「上虚下実」の読み方と意味をご紹介します。
【読み方】
じょうきょかじつ
【意味】
上半身はリラックスして、余分な力が抜けており、丹田など下半身が充実している状態を意味します。
武道や気功などで、人間の本来持っている力を発揮するのに、理想的な体の状態とされています。
下実は「臍下丹田」を充実させること
「上虚下実」の下実は脚力の意味もあると思いますが、やはり「臍下丹田(せいかいたんでん)」と捉えるのが正しいと思います。
臍下丹田とはへその少し下にある人間のエネルギーの源とされる場所のことです。
臍下丹田は「丹田(たんでん)」「気海丹田(きかいたんでん)」とも呼ばれます。
武道や座禅、気功、中国拳法、ヨガなど
様々な芸事でたいへん重要視される場所です。
丹田に関して暮らしく知りたい方は、下の記事もあわせてお読みくださいね。
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「上虚下実」とは、色々な芸事に共通する身体の状態です。
武道や座禅、気功、中国拳法、ヨガ、舞踊など、あらゆる芸事の達人は、
古来よりこの「上虚下実」の状態の重要性を説いています。
私が稽古している合気道の達人たちも「上虚下実」を同じ内容を説いています。
また、合気道につながりの深い思想家であり、ヨーガ行者でもある中村天風先生も、
クンバハカという体の状態が大切だと説かれています。
■クンバハカ
①肛門を締め上げる
②肩の力を抜く
③臍下丹田に氣を込める
これも「上虚下実」と同じ状態だと思います。
合気道を通じて、私なりに考える「上虚下実」
私はのんびりですが、合気道を20年稽古をしています。
今日まで続けて来て、やはり合気道でも、体を安定させるために「上虚下実」が大切だと感じます。
体が安定すると、技のかかり方も違ってくるように思います。
「上虚下実」を体現するためには、はじめは足腰(丹田)を鍛えて、下実にしっかり取り組む方がようのではないかと考えています。
足腰がしっかりしていないのに、リラックス(上虚)に取り組みすぎると、姿勢が安定せず、ゆがむと思うのです。
上半身を力を収める場所として、下半身がしっかりしていることが大切かなと思います。
そんな風に考えて、稽古に日々取り組んでいます。
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