合気道における「内観」と「離見の見」の二つの自己観察の必要性

 

どーも、こんにちは、合気道合心館のおがわです。

 

 

ところで

 

 

私たちは日々、型稽古を繰り返します。

 

 

しかし、漫然と繰り返していた良いものなのでしょうか?

 

 

 

やはり、繰り返しの型稽古の中に、自分自身のダメなところを見つけ出し、反省をして、修正をしていくことが大切だと考えます。

 

 

 

試合や乱取りがあると、ダメなところは自ずから突き付けられます。

 

 

しかし、合気道の場合、勝敗のない型稽古です。改善点を自分自身で見つけ出す力が必要になります。

 

 

その為に、よく自分自身を「観察」する必要があるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

他者観察と自己観察を行い改善点を自ら見つけ出す。

他者観察と自己観察
他者観察と自己観察※クリックで拡大

 

自己観察に関しては、次の章で書きます。

 

 

他者観察については、「技が正しいかどうかは受けが教えてくれる。」と私の師匠は言われる通り、稽古の中で技が効いているか、しっかりと相手を観察する必要があります。

 

 

同時に、相手にとってゆるすぎてもいけないし、怪我をさせてはいけませんので、受け身などのレベルを考えて、ベストな技をするために、よく相手を観察する必要があると思います。

 

 

 

稽古の中で相手をよく観察することは、宮本武蔵が五輪書の中で言っている「観の目」を養うことにもなると思います

 

 

 

武蔵は五輪書の水之巻でこのように言っています。

 

 

 

 

宮本武蔵
宮本武蔵
「観・見」二つの目があり、「観の目」を強く、「見の目」を弱く

 

 

 

武蔵の言う「観の目」については、こちらのブログを読んでみてくださいね。

 

↓↓↓↓↓

 

 

 

「観の目」とは?武道における目付けの重要性 ~宮本武蔵の五輪の書より~

 

 

 

 

続いて、自己観察について・・・

 

 

二つの自己観察「内観(ないかん)」と「離見の見(りけんのけん)」

「内観」と「離見の見」
「内観」と「離見の見」※クリックで拡大

 

 

合気道の稽古は「丹田」や「軸」など体の内部の感覚をよく観察しながら稽古をすることが大切です。

 

 

自分の内部を観察することを「内観(ないかん)」と言ったりします。

 

 

私の以前のブログで白隠さんの内観の法を紹介しています。

 

 

 

よく私は、技の残心の時に、自分の体の内部が整っているか内観をしています。

 

 

ただ、内観だけだと、だんだん自分の内部感覚の世界に入り、表面的な技が崩れていくことが良くあります。

 

 

時々、鏡や動画などで自分の技を客観的にチェックする必要があると思います。

 

 

 

自分から離れた目線で自分を客観的に観察すること、これを世阿弥は風姿花伝の中で「離見の見(りけんのけん)」と言っています。

 

 

 

 

■おすすめのブログ


自己観察と他者観察を行いながら、試行錯誤と反省を繰り返したい。

 

「自己観察と他者観察を行いながら、試行錯誤と反省を繰り返したい。」

 

 

なんて思いながら、型稽古を繰り返す日々です。

 

 

合気道ですから、型稽古ですから、常に「現状に満足せずに」向上心を持ち、稽古をしてくことが最も大切なことだと思います。

 

 

20年も合気道をしていると、どんなに難しい技よりも、この「向上心」を持ち続けることが一番難しかったりします。

 

 

少しづつでも前に進みたいですね。

 

 

それも楽しく、わくわくしながら

 

 

 

 

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