どーも、おがわです。
最近、京都御所南道場にて、会員さんのために月1回「受身強化練」をしています。
「受身強化練」により、全体的な受身の底上げをしていくのがねらいです。
合気道の稽古の半分は「受身」ですし、
良い稽古を行うために、「受身」は非常に重要だと私は考えています。
良い受けは「しっかり攻撃をして、しっかり受け身を取る。」
私が稽古している合気道には乱取りや試合がありません。
型稽古を何度も繰り返します。
(合気道は護身術な型なので、最終的に技を掛けられる方(受け)が、技を掛ける方(取り)に攻撃をするところから、型がはじまります。)
よくあるのですが、型稽古では受けの攻撃が、だんだんナーナーになりがちです。
また、受けの攻撃で、フェイントや正面打ちをさばく方向に打つなどの「いじわる」は良くないと思います。
(これをするなら型稽古ではなく、乱取りする方が良いと思います。)
①攻撃がナーナー 受身もナーナー
②攻撃いじわる 受身いじわる
①②は私が考える「良い稽古」ではありません。
③攻撃がしっかり 受身頑張る
攻撃を正しくしっかり行い、技が良くないので、頑張る事は上級段者が下級段者に行う事は、時に指導法としては良いかもしれません。
ただし、③ばかりだと稽古になりません。
なので、ベーシックな稽古に置く事はできません。
結論、私が考えるベーシックに置くのに一番良い稽古は④になります。
④攻撃を正しくしっかり、受身もしっかり取る
このような稽古を通じて、取りも受けも心身(呼吸力)を錬磨することが、一番ベーシックに置くべき稽古だと考えて普段の私の稽古は行っています。
そのような地道な稽古を何十年も行って、自分の心身(呼吸力)の錬磨した上で、それを自在に使いこなす段階になります。
千里の道も一歩から、本質的な力の養成のために④の稽古を地道に励んでもらたらと思います。
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受身に自信がないとしっかり攻撃できない。
合気道はしっかり攻撃すればするほど、その力が自分に返ってきます。
ですから、受身に自信がないと、相手にしっかり攻撃することができません。
つまり、よい稽古ができないことになります。
④攻撃を正しくしっかり、受身もしっかり取る
をしっかり行っていけるように、月一の「受身強化練」を継続して、受身の底上げをしていきたいと思います。
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