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中心軸の教え

「軸を回す。(谷本敏夫)」

 

どうも!おがわです。

 

 谷本館長は稽古の中で「丹田」とい言葉をよく使われますが、それ以上に良く言われるのが

 

「軸」

 

これは一般的に言われる体軸や中心軸と同じイメージだと思います。

 

ゴルフやバレーなどでも軸が大切だと言われますよね。

 

 

軸をぶらさないだけでも難しいのに。合気道は邪魔が入る。

 

「相手の足を止めないと合気道の技は掛からない(谷本敏夫)」

 

合気道は足をかけて相手を投げる事はありません。

 

 ですから、なんらかの方法で相手の足を止めないといけないと言う事です。

 

足が動けば、バランスを崩しても、足を動かしてすぐに体勢を整えますので・・・。

 

足を掛けずに足を止める方法は2種類しかありません。

 

  • 上につま立った状態
  • 下に膝が曲がった状態 

 

 

横や斜めに「入身転換」の原理を使う事も有効なのですが、

 

谷本館長は「相手の足を止める為」に上下に入身転換を行う事を重要視します。

 

 

柔く当たれば、自然にそれる。

 

「柔らかく入身して、転換は相手に任せる(谷本敏夫)」

 

「だんだん入身と転換の境目がなくなってくる」

 

「入身だけだと相手とぶつかる、ぶつかりを取るのが転換」

 

 

柔らかく自分の中心から相手の中心に当たれば(入身)、自然に円(転換)になると言う事です。

 

 

例えば、川の水の流れを考えてみると

 

川の水は真っ直ぐ流れようとしますが、岩に当たるとスルスルと流れを変えて流れて行きます。

 

誰も川の流れを止める事はできません。

 

 

以上の知識を持って、谷本館長の動画を見ると、また違った見方できるのではないかと思います。

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いずれにせよ、自然にこの動きができるようになるには

 

しっかりとした反復稽古を繰り返して、考えなくても自然に出るというくらいまで、

 

身体にしみ込ませる事が重要だと考えます。

 

手の内で小さく入身転換

※丹田から相手の肩や首を攻める事が重要
※丹田から相手の肩や首を攻める事が重要
毛むくじゃらな手で恐縮です💦
毛むくじゃらな手で恐縮です💦

 

「手の教え」の記事で詳しく書いていますが、谷本館長は「手の内」で小さく入身転換をされる場合もあります。

 

こうなると谷本館長の手を持つだけでも、身体の芯から崩されて行く事になります。

 

 

大きく入身転換 離れて相手に影響を与える

「合気道は速い、立った時点で相手に入身しておく(谷本敏夫)」

 

合心館のYutubeには離れて相手に影響を与える谷本館長の動画をUPしておりますので、色々な意見をいただく事もあります。

 

谷本館長の受けを取らせていただいていた感覚でいうと、やはり谷本館長の前に立つ、身体の芯から貫かれているような感覚があります。

 

この現象に関して、谷本館長は「気」ではなく、「入身転換」だと言われます。

 

「相手と向き合った段階ですでに入身で攻め込んでいる、そこから腰を回せば相手に影響がある」という事だと思います。

 

先程とは逆に大きく入身転換をしていると言う事なのではと思います。

 

 

今回のテーマは「入身転換」で気の向くまま書いてみました。

 

ですから合心館では相手の強い所にあえて入って行く練習をします。

 

初心者のうちは崩せませんので、当然、相手の当て身が入る位置なのですが、

 

当て身は気にせず、しっかりと入身をする事が大切だというのが谷本館長の教えです。

 

「強いところが弱いところ。相手の中心をせめこんで崩してしまう。(谷本敏夫)」

 

 

どなたでも大歓迎 谷本敏夫の合気道オープンセミナー

合心館京都・大阪では谷本敏夫館長を2ヶ月に一度お呼びして、「オープンセミナー」を開催しております。

 

どなたでもお気軽にご参加していただけます。

 

多くの方と一緒に稽古をできる事を楽しみにしております。

 

 

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