どうも、おがわです。
10年前に私は合気道の指導者になるとは、まったく考えていない状態から、道場を作り、合気道を教えないといけなくなりました。
合気道が好きで気楽に稽古していただけのヤツだった私が道場を作り、10年間、指導をしていく中で得た現段階での結論です。
「全員稽古・全員指導」について
合心館京都・大阪では役職としての「指導者」を設けていません。
合心館京都・大阪では現在社会における武道の道場の存在意義の一つが「サードプレイスの提供」だと考えていますので、なるべくフラットな関係性の道場を作りたいからです。
(ただし、私だけは運営者であり、責任者ですので、半歩だけ前に出させていただきます。)
ですから、合心館京都・大阪での稽古は「教える側・教えられる側」に完全に分けず
「全員稽古・全員指導」の場と考えます。
後輩を指導をすることが、自分の稽古にもなると前向きに考えていただけたらと思います。
ゴルフやボーリングだけじゃない。合気道にもある「教え魔」問題
ゴルフやボーリングで頼んでもいないのに、割り込んで教えてくる「教え魔」が問題になっているそうです。
悲しい事ですが、それが嫌でゴルフやボーリングを辞めてしまう初心者が多いそうです。
【参考記事】
合気道も「教え魔」になってしまう人がいます。
やはり年配の男性に多いです。
指導の根底に「仁」の心あり
指導の際に、ムクムクと出てくるのが「自己顕示欲」です。
私もよく自分の心を観察すると、どうしても自己顕示欲が出てきてしまいます。
(教えるということは、相手より優位な立場に立つことになりますので、、、)
これが肥大化していくと、「教え魔」に変貌します。
私は指導に根底には論語でいう「仁」の心があるべきだと考えています。
人を思いやる気持ちのことを、孔子は「仁」と言いました。
論語にこのような表記があります。
まさに!と思いました。
「素晴らしい指導者」と「教え魔」両方とも熱心に教えているのですが、その「心」の状態が異なるのだと思います。
教える側の「心」の状態はすぐに教えられる側に伝わります。
私が稽古している合気道の世界を見渡しても、非常に厳しい指導を行うのですが、多くの人がついてきて慕われる先生がおられます。
(私は性格的に厳しい指導はできませんが・・・何か「アメムチ」の使い分けなどノウハウがあるのではと観察していましが、どうやらそうではありませんでした。)
また、理路整然と分かりやすい指導法ではなく、朴訥とした話し方で、本人いわく「教え下手」な先生にもかかわらず、大きな道場を作られた方もおられます。
これはどう考えても方法論ではないとの結論になりました。
「稽古生のために・・・」という仁の心が根底にあるかどうかであるという結論になりました。
指導心得8ヵ条
「全員指導」で自分より段級が下の人を指導する際の心得を作成しております。
指導の際に、参考にしてもらえればと思います。
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